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ユニコーンの恋人(1)
- 作者
- 星合操
- 出版社
- 秋水社ORIGINAL
- ジャンル
- 少女漫画 ヒューマンドラマ
- タグ
- ロマンス
- 配信期間
- 2025/02/28まで
シリーズ
ユニコーンの恋人(5)
セーラが踊った「ユニコーン」は父が作ったものとは違う。私のイメージにあるのは不思議な力を持つユニコーンに対する愛と恐怖。そして何より踊れることの喜び!! セーラのジルにはそれが無い。あれは「ユニコーン」のジルじゃない。再び踊れるようになり、本当の「ユニコーン」上演のためにレッスンに励むハニー。だがアルフィーは、例えハニーが本当の「ユニコーン」を踊ったとしてもセーラ以上の成功は収められない。今のハニーの実力はセーラに及びもつかないと、冷たく突き放す。早く2年間のブランクを取り戻さなくては。でも、どうしてもうまく踊れない。体が思い通り動かない!! 無意識の内に足をかばう癖がついている!? このままでは代役を…!?
ユニコーンの恋人(6)
ピンクを踊るのはハニーか、それとも妹のミルか!? 眠れぬ夜を過ごしたハニーだったが選ばれたのはハニーだった。どちらのピンクが踊りやすいか出演者全員で投票した結果だという。みんなが私を選んでくれた…!? しかも発案者はママ。私にために…ママが教えてくれたのよ。1人で踊るんじゃないんだって。最終公演を生き生きと踊るハニー。それを客席からジルと母親が見守る。ハニーを手放したことを後悔しながらミルにバレエの厳しさを言い聞かせる。少しずつ確実にハニーのバレエの世界は深く大きく広がっていく。ハニーの成長を見届け、ハニーに会わずにミルを連れて帰国する。母の真実を知ったハニーに、なんと香純バレエ団から客演のオファーが…!?
ユニコーンの恋人(7)
交通事故に遭った麻衣は、懸命の手術も空しく亡くなってしまう。「私が死んだら腎臓を晴臣にあげて」と言い残して。医者と晴臣の祖母から晴臣に腎臓移植手術を受けるよう説得して欲しいと頼まれるハニー。手術をしなければ晴臣の命はもう長くないのだ。死を見つめて生きて来た晴臣は麻衣の死の代わりに生きる事を拒むが、ハニーは「私は晴臣に生きて欲しい」と説き伏せる。手術は成功し、麻衣の代わりにステージを務めるハニー。懸命に踊るハニーには一緒に踊る麻衣が見えた。麻衣の魂は晴臣と共に生き続け、死を持って永遠に晴臣と結ばれてしまった。帰国後、定期公演を成功させたハニーは、世界コンクールの国内予選出場決定を告げられるが…!?
ユニコーンの恋人(8)
圧倒的な演技で見事世界コンクール出場を勝ち取ったセーラ。ハニーはいつか彼女に追いつけるようにと決意を新たにする。ある日、イザベルからアルフィーの手が手術によって再び動くようになるかもしれない、回復次第ではまた踊れるようになるかもしれないという話を聞き、驚き喜ぶハニー。するとアルフィーが手術を受けるという話を聞いたセーラがアルフィーの元へやって来る。大事な時に側にいたいと言うセーラを追い返し、彼女のバレリーナとしての人生を自分のために棒に振らせる事は出来ないと、黙ってスイスへと旅立つ。だがセーラはアルフィーと一緒にいるために世界大会への出場を辞退してしまう。引き止めるハニーだがセーラは…!?
ユニコーンの恋人(9)
世界大会の2次予選の直前、衝撃の場面を目撃してしまったハニーは、デヴィと仲違いしてしまう。だが2人はレッスンでも成功しなかった大技を本番で成功させ、無事最終審査へと進む事ができた。なのに最終審査直前にデヴィがユニコーンを踊らないと言い出す。ユニコーンでは優勝できないと言うのだ!? デヴィが分からない。それでもちゃんと話して分かって貰おう。ハニーはグランプリを取るよりもユニコーンを踊りたいと伝える。するとデヴィはOKする。デヴィはただハニーにグランプリを取らせてやりたかっただけなのだ。最終審査の舞台は野外ステージ。しかも雷雨という最悪のコンディション。ハニーは無事、父の遺作を演じ切ることができるのか…!?